【姫路市】え! と二度見してしまう 「 血の池跡 」 という石碑が、 播磨国総社 射楯兵主神社近くの公園にありました!

地元の人に親しまれている「播磨国総社 射楯兵主神社」のすぐ近くに、「血の池」という石碑が立っている公園があります。何とも言えない名称で、見間違いかと、二度見してしまったほどです。

総社西門前から神門に行く方向のすぐ右手に、このような石柱が立つ道があります。先の公園には、梅の木が見えましたので、花を見るつもりで奥に進んでみました。

公園の入口まで来ると石柱に「血の池」としっかり彫られています。ちょっと怖いことを想像してしまいますよね。

公園は、ベンチが置かれていて、足裏を刺激できる “健康遊歩道” もある、市民の憩いの場になっています。

「血の池跡」に関する説明がありました。

血の池跡

この辺りは本町遺跡と呼ばれ、播磨国衛の中心付近に位置する可能性が極めて高い。血の池はかつて市街地を東西から南西に流れていた藍染川(青見川)の跡と伝えられ、池田輝政の築城の際城下の中濠内に取り込まれ、文化元年(1804)「播州名所巡覧図絵」には総社境内図の西方に「血の池」が描かれている。戦前は池の東に能舞台もあったが、昭和51年に埋め立てられ総社公園となった。かつて総社に人々が抜刀して踊り舞う「刀劔おとり神事」と呼ばれる旧暦7月の恒例行事があり、江戸時代には「踊舞神事」「修羅念仏」、江戸時代後半には「修羅踊り」「豊年踊り」と呼ばれた。その行事で傷を被った者が池で洗うと止血したとされたことが池の名称の由来という。

平成17年9月 姫路市教育委員会

 

行事で怪我をした人が池で洗うと止血したと書かれていますので、ここで戦があった訳ではないようですね。名前にはびっくりしましたが、梅の花が綺麗に咲いていましたので、ご興味がある方は、公園に足を運んでみて下さいね。

「血の池跡」はこちら↓

姫路のコトモノ

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