【姫路市】雪彦山の流水で醸される純播州産の日本酒。壷坂酒造の「雪彦山(せっぴこさん)」を求めて。
播州の方なら誰しもが読める「雪彦山」 “せっぴこさん” 。その名前がついた日本酒が、どんなお酒なのか気になり、姫路市夢前町にある「壷坂酒造」に車を走らせました。
遠くからでも、古い造りの壁、屋根瓦、高い煙突が見えてくると酒蔵があることがわかります。酒蔵の道路を挟んで向かい側に、壷坂酒造(株)の駐車場が見えてきました。
こちらの蔵は、「雪彦山」「金壷」の二つの銘柄があります。そのお酒の中でも純米酒は、米、麹、水でできているのですが、その原材料を “純播州産” にこだわって造られているそうです。
店内に入ると天井高く、酒蔵の木の香りがしました。中央に昔ながらの火鉢があり、暖を取りながら日本酒を選ぶことができました。
早速、冷蔵庫を見ながら説明をして下さいます。左側は「純米吟醸 雪彦山 兵庫県産 山田錦100%使用 無ろ過生原酒」出来立ての新酒だそうです。右側は「SHOZO」。このお酒は先代の正蔵さんのお名前で、 “TRIAL” として試験醸造したお酒を定番商品化されたお酒だそうです。
「しぼりたて 金壷」こちらは、四段仕込みという製法で独特なコクと、とろみのあるお酒。アルコール度数は高く、20度あるそうです。
お話を伺いながら3銘柄の日本酒を選びました。「純米吟醸 雪彦山 無ろ過原酒 生酒」、「純米酒 雪彦山」は、蓋の部分がコップになっているそうです。「BANSYU SPARK」は微発砲の濁り酒です。飲むのがとても楽しみです。
姫路駅から車で約50分で到着します。日本酒好きの方は、一度訪れてみては。
「壷坂酒造」はこちら↓